そもそも「気」に興味を持つようになったのは、中学生くらいの頃に見ていたオカルト雑誌「ムー」の特集記事でした。
今ではオカルトをテーマにしたエンターテイメント雑誌だと分かっていますが、当時はけっこう真面目に読んでいて、その中の特集で「中国の謎の超能力者、気功師たち」というテーマの特集があったのです。
今思えば、医療気功や別に気でなく、身体の力を柔らかく上手く使う武術技法のことなど、かなり混乱した内容であったとは思います。とはいえ、数名のオカルト好きの友人とともに、手のひらを擦り合わせて、5~10cmくらいの間隔に遠ざける練習に熱中していました。
私はわりとすぐに感覚が分かるようになり、何だか手のひらに温かいような、磁石の同じ極同士が反発し合うような妙な感じが面白くて、しばらくその練習を続けていました。ちなみに当時の友人たちは数日で飽きてしまっていたと思います。
私は結局雑誌の宣伝に乗ってしまい、その中で紹介されていた高藤聡一郎師の仙道入門をすぐに買ってしまいました。ちなみに当時に買った本を今でも持っています。高藤師が学研で本を出す前に大陸書房から出していた仙道入門やそのシリーズの方が内容的にはお勧めなのですが、残念ながら絶版で入手は困難です(私は20代のときに、幸い近所の古本屋でゲットでき、今でも保管していますが)。
大人になってから、(いずれお話しますが)それなりの技能をもった友人と出会い、本格的な気功修行、というか正確にいうと、ほとんど気功の源流である仙道の修行を数年間することになったのですが、手のひらの気感の習練は行き詰まったときに戻るべき基礎として戻って来るべき原点であると、今でも思っています。
ここ数年はほとんど習練はしていませんが、自転車と同じで一度身に付けた技能はそれなりに覚えているものです。そして、これからまた習練を再開したいと思い始め、また同時に、いくつかのノウハウ ~それが気功の秘伝なのか、それとも単に個人的に役立ったコツなのかは保証できませんが~なども後進にお伝えできればとも思います。
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